BUILDING REFORM
建築一式工事業・リフォーム工事業
従来、大型建設現場では、そこに携わる専門工事業者は、ゼネコンと呼ばれる元請施工業者から個別に発注されております。
これにより、元請施工業者は専門工事業者毎に、発注から工程打ち合わせを含め施工・労働管理を行っており、現場管理においてその労力と業務量は多大なものとなっております。
弊社の建築工事部門では、建設現場において労務三役と呼ばれる鳶・土工事、型枠工事、鉄筋工事をまとめて受注し、前述の専門業者間の様々な調整を請け負うことで元請業者様の現場管理の軽減はもとより、その工事コストの削減に努めております。
Flow
建築一式工事業の流れ
仮設計画
敷地に対する住棟配置や隣地状況をもとに、より安全で効率的に施工するために、先ずは総合的な仮設計画を行います。
関係法令や付近の生活環境等との関係で、建物の形状を変更しないとならない場合もあり、工事を進める上で重要な作業です。
施工計画
設計図で定められた基準に従い、建物を支える躯体を施工するための施工寸法図を作成します。これには、主に基礎工事から仮設足場や躯体工事に関するものがあり、設計図だけでは職方さんに伝わらない内容を具現化するために作成するものです。
また、限られた期間の中で様々な工事を円滑に完成させるためにそのスケジュールとなる工程表の作成は施工寸法図と同様に重要な作業になります。
施行管理
施工計画に沿った施工を、安全かつ効率的に進めるために、現場においてその指示と確認を行います。
これにおいては、どの工事をどの時期にどの順番で進めるかを工程表に定め、それに準じた手配(段取り)を行うことが効率的な施工を行う上で重要となってきます。これは品質を確保するうえでも最も重要なポイントとなります。
実際の現場では、以下のような管理を行います。 ※型枠工事については、型枠工事業をご参照ください。
1.堀削工事
重機を用いて施工寸法図に沿って、所定の形状と深さを形成します。
2.鉄筋工事
設計図に定められた鉄筋を現場で組み立てます。
3.圧接工事
加工され納入された鉄筋を、現場にて継ぎあわせる重要な工事です。
4.コンクリート材料
納入されたフレッシュコンクリートが、注文通りの規格か打設前に検査確認します。
5.材料試験
打設されたコンクリートが、所定の期間をもってその規格以上の性能を発揮することができたか確認します。
6.コンクリート打設
合格したフレッシュコンクリートを、ポンプ圧送により所定の場所に送り締め固めをします。
7.基準墨出し
コンクリ―ト打設後は、施工寸法図をもとに測量機器を利用して壁の位置出しを行います。(墨出し)